7月の大雨で大きな被害があった戸沢村で避難生活を送る人たちが、きょう(4日)新庄市の2次避難先に移動した。移動する住民からは「安心した」との声が聞かれた。

大雨から1カ月以上がたった今でも、戸沢村では82人が村内の学校で避難生活を送っている。
長引く避難生活は住民にとって大きな負担となっていて、「災害関連死」にもつながるおそれがあることから、村は2次避難所を設けることにした。

2次避難所となるのは、新庄市の宿泊施設や大蔵村肘折温泉の旅館6カ所で、きょう午後、入居を希望した5世帯10人が第1弾として新庄市内の宿泊施設に出発した。
この男性は被災した自宅の改修が済むまで、2次避難所に身を寄せることにした。

(2次避難所へ移動・佐藤錬太郎さん)
「気分転換としてはいい、まず安心した。あと1カ月以上だが住める家になったら引っ越す」

2次避難所は、仮設住宅が完成して入居が可能となる10月上旬までの間の利用を想定していて、ほかにも4世帯6人が入居を希望しているという。

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