枝野前代表と野田元首相が立候補表明している立憲民主党の代表選挙では、推薦人の確保のメドが立たずにいる候補者の間で、調整を模索する動きが出ています。
国会記者会館から、フジテレビ政治部・木村大久記者が最新情報をお伝えします。
再選を目指す泉代表に加え、若手とベテランが3人目の立候補を目指してしのぎを削る異例の事態に、ある関係者は「誰かが降りれば誰かが出られるチキンレースだ」と話しています。
当選1回の吉田晴美議員は5日午前、菅直人元首相のもとを訪れました。
立憲民主党・吉田晴美衆院議員：
このたびは推薦人、誠にありがとうございます。
菅氏は推薦人となることを受けましたが、吉田氏は立候補に向け「あともう少し」と述べています。
一方、泉氏と立候補に意欲を示す江田元代表代行の一本化に向けて、調整を模索する動きも出ています。
馬淵元国交相：
一本化には調整役が必要だと。調整役を買ってでようと。
ただ、泉氏に近い関係者は「江田氏の決意は固く、出馬を見送ることはないのではないか」との見方を示しています。
立憲民主党・野田元首相：
これからどういう日本をつくるかということを中心に、一生懸命お伝えできるように頑張りたい。
すでに出馬表明している野田氏は5日午後、記者会見で政策を発表する予定です。
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