政府は、梅雨前線による東北地方などでの大雨被害について「激甚災害」に指定し、国が復旧にかかる費用を支援する政令を閣議で決定しました。

松村防災担当大臣
「これにより、公共土木施設や農地等の災害復旧事業に対する国の補助率のかさ上げ等の特例措置が講じられることとなります」

 政府は、山形県や秋田県を含む6月8日から7月30日までの梅雨前線による豪雨災害について、地域を限定せず激甚災害に指定しました。

 復旧のための公共事業や被害を受けた農家などを支援するため、国による財政負担率を引き上げます。

 さらに、山形県鮭川村については中小企業の再建を支援するため信用保険の限度額を別枠化するなど、特例措置を適用します。

 政令は11日に施行される予定です。

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。