自民党総裁選への立候補を表明している林芳正官房長官は6日のTBSラジオの番組で、政策活動費の使途の公開時期について発言した。「総裁になって精査する。本当に10年もかかるのかということをチェックして、なるべく前倒ししたい」と述べた。
政策活動費は政党から議員個人に渡す政治資金を指す。使途を公開する義務はない。2024年の通常国会で改正した政治資金規正法の付則で10年後の領収書の公開を盛り込んだ。
政治資金に関して3日の出馬表明の記者会見で、米連邦選挙委員会(FEC)をモデルとした第三者機関を設置すると唱えた。6日の番組内で「監視・監督の権限を付与して透明度を上げる」との考えを示した。
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