河野氏 “自動運転の実用化を”

河野デジタル大臣は午前、茨城県常総市を訪れ、自動運転の実証実験を行っている施設を視察しました。

そして、実際に車に乗り込んで音声で行き先を指示し目的地まで移動する自動運転を体験しました。

このあと河野氏は記者団に対し、「日本のメーカーがせっかく技術を持っているのに規制で止まってしまっている。『デジタル行財政改革』で自動運転の議論もやってきた。実用化されるための環境を、一日も早く作っていかなければならない」と述べました。

小泉氏 経団連会長と意見交換

小泉進次郎氏は午前、経団連の十倉会長と面会し、総裁選挙に立候補を表明したことを伝えた上で、経済政策や「選択的夫婦別姓」の導入をめぐって意見交換しました。

経団連は、先に「選択的夫婦別姓」の導入に必要な法律の改正を早期に行うよう求める提言をとりまとめていて、面会のあと小泉氏は記者団に対し「この問題に賛成の立場で政治活動をしている。家族の中で名字が違うことが家族の絆の崩壊につながるというのは違う。同姓を選びたい人、別姓を選択したい人双方にとって希望がかなえられる社会につながる」と述べました。

林氏 保険証見直し 言及避ける

林官房長官は午前の記者会見で、マイナンバーカードと一体化した保険証=「マイナ保険証」の導入と健康保険証の廃止に関する政府の方針を問われ、「現行の健康保険証の新規発行をことし12月2日に廃止し、『マイナ保険証』を基本とする仕組みへ移行することとしており、円滑な移行に向けた取り組みを進めているところだ」と述べました。

一方、おととい、みずからが健康保険証の廃止時期の見直しも含めて検討する考えを示したことについては「この記者会見は、政府のスポークスマンとしての立場で臨んでいる。私の発言は『総理・総裁になった暁には見直しを含めて検討したい』という考えを述べたものであり、この場でこれ以上答えるのは差し控える」と述べるにとどめました。

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