7日に告示された立憲民主党の代表選。
これを受けて、4人の候補者が福岡市のJR博多駅前で街頭演説を行いました。
8日午後、福岡市のJR博多駅前に姿を見せたのは、立憲民主党の代表を争う4人の候補者たち。
9月23日に投開票が行われる立憲民主党の代表選は、地方議員や党員、サポーターなどの地方票の割合が全体の半分を占めるとあって、各候補、熱のこもったアピールを行いました。
代表選に立候補しているのは、野田佳彦・元首相、枝野幸男・前代表、泉健太代表、吉田晴美衆院議員の4人です。
演説に立った候補者たちは、27日に総裁選の投開票を行う自民党への対抗意識を鮮明にしました。
◆野田佳彦 元首相
「国会議員の世襲を制限しなければいけないと思ってるんです。岸田3世から小泉4世になったって政治は変わらないんですよ。政権交代こそが最大の政治改革である」
◆枝野幸男 前代表
「(自民党は)我々がやれやれと言っていたことを、総選挙が近くなって総裁選挙で国民の人気得ようと思ったら、急に今までの言葉をひっくり返してやるやると言い出す。だったらはじめからやれ」
◆泉健太 代表
「最近、自民党の総裁選見ていると、立憲民主党かと。防衛増税ゼロとか、政策活動費を廃止するとか、立憲民主党の言っていたことはやっぱり正しかったんだということじゃないでしょうか」
◆吉田晴美 衆院議員
「1期生の視点から、女性の視点から語りたいと思います。これまでの政治は世襲で、政治は一部の人が動かしているものから、私たち国民の手で、生活者の手で動かしていく政治に変えていきたい」
自民党総裁選に埋没しないよう全国で遊説や討論会を進める立憲民主党。
23日の新代表選出に向けて懸命なアピールが続きます。
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