使用済み核燃料の保管を巡り、関西電力が福井県内の原発敷地内に設置を計画している「乾式貯蔵施設」について、9日に開会した9月定例県議会で「10年以内に県外に搬出する」という搬出期限を定めた条例案が提出されました。
越前若狭の会・斉木武志議員:
「期限を切ることによって関電、経済産業省を死ぬ気でバックエンド対策、使用済み核燃料対策に取り組むよう強く促す」
「乾式貯蔵施設」は使用済み核燃料を空気で冷やすことができる設備で、関西電力は
美浜、高浜、大飯の各原発の敷地内で、県外に搬出するまでの一時保管場所として設置を計画しています。
越前若狭の会の斉木武志議員は「福井県がゴミ捨て場になっては困る」として、県内の乾式貯蔵施設に使用済み核燃料を保管するときは10年以内に県外に搬出するという期限を定めた条例案を提出しました。
鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。