オンライン形式の討論会は、9日夜、4人の候補者が、党員やサポーターからの質問に答える形で行われ、およそ650人が参加しました。

この中で、「政権交代した場合に、方針転換したい政策は何か」という質問に対し、野田元総理大臣は「改正政治資金規正法は『ざる法』で改めて改正し直したい。政治資金のルールは勝手に与党だけで決めてはならない。プロセスに間違いがあり、やり直せと言いたい」と述べました。

枝野前代表は「政治の方向性を変えることが政権交代の意義だ。例えば、日本学術会議のメンバーから恣意的に人が外されたことがあったが、閣議決定で変更すればいい。大きく変えられることはたくさんある」と述べました。

泉代表は「今の自民党は総裁選挙を控え、われわれの政策をまねしている。今もなお政策活動費を使っているのに、『廃止する』と主張している議員がいることはけしからん。本気の政治改革をする」と述べました。

吉田晴美氏は「家族に関しとても大事な『共同親権』のあり方をもう1回、議論すべきだ。先の国会で成立した改正民法などの議論は短かった。子どもたちの権利に立った議論をもう一度したい」と述べました。

4人はきょう、党所属の女性議員とオンライン形式の討論会に臨むことにしています。

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