自民党の総裁選管理委員会の逢沢委員長は11日、総裁選挙に立候補する高市早苗経済安保相が政策に関するリーフレットを郵送したことについて、高市氏を注意した。
高市氏がリーフレットを党員らに送付していたことについて、カネのかからない選挙のために個別のパンフレット郵送を禁じた自民党の方針に反するとの指摘が出ていた。
これについて高市氏は、選挙管理委員会に弁明書を出した。この中では、8月末には業者に郵送を依頼して作業が進んでおり、9月3日の選管の決定が4日に各議員に示され、配送を止めようと努力したが、郵送されてしまったと説明した。
逢沢委員長は記者団に対し、「総裁選挙直前というタイミングで、党本部や各都道府県連に苦情等が数多く寄せられたことは事実」とした上で、「今後こういうことのないよう選管のルールに従って選挙に臨んでほしいと注意した」と明らかにした。
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