アメリカを訪れている岸田総理大臣は、バイデン大統領の地元・デラウェア州での日米首脳会談や日米豪印の4か国の枠組み=クアッドの首脳会合などの日程を終えたあと、日本時間の22日午前11時すぎ、次の訪問先のニューヨークに到着しました。

日本時間の23日未明に地球規模の課題などを話し合う国連総会の会合「未来サミット」で演説し、安保理改革への行動を呼びかけるとともに、法の支配に基づく国際秩序の重要性や核兵器廃絶に向けた取り組みの推進を訴える方針です。

また自身が力を入れてきたFMCT=兵器用核物質生産禁止条約の交渉開始に向けた会合を主催するほか、現地を訪れるウクライナのゼレンスキー大統領とも会談し、ロシアへの制裁とウクライナ支援を継続していく考えを伝えるものとみられます。

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