日本維新の会の県組織「兵庫維新の会」代表の片山大介参院議員は22日、次の兵庫県知事選に独自候補の擁立をめざす考えを明らかにした。知事選は2025年夏の予定だったが、県議会による斎藤元彦知事への不信任決議を受け、斎藤氏が辞職・失職を選んだ場合は今年11月に実施される見通しだ。
片山氏は「独自候補を出せるかどうかは展開次第だが、擁立できるよう努力したい」と述べた。
兵庫維新の会の全体会議の後で報道陣に説明した。独自候補擁立の考えは党本部とも共有していると説明。候補者については「いろいろ考えてはいる」と述べるにとどめた。
不信任決議は19日に全会一致で可決された。斎藤氏は29日までに辞職・失職か議会解散かの選択を迫られている。辞職・失職を選ばず、議会を解散しても、県議選後の新議会で再び不信任決議案が可決されると失職となり、50日以内に知事選が実施される。
【関連記事】
- ・兵庫県知事疑惑、議会解散なら解明遠のく 百条委は消滅
- ・背水の兵庫県知事、進退判断へ残り10日間「しっかり決断」
- ・維新・藤田幹事長、兵庫知事選で独自候補「排除せず」
鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。