立憲民主党の代表選挙は9月23日投開票が行われ、野田佳彦元総理大臣が新たな代表に選ばれました。宮城県選出の国会議員に新代表に期待することを聞きました。
記者リポート
「多くの報道陣が詰めかける中、立憲民主党の新たな代表がまもなく決定します」
立憲民主党の代表選挙に立候補したのは、野田佳彦元総理大臣、枝野幸男前代表、泉健太代表、吉田晴美衆議院議員の4人です。23日午後1時から臨時党大会が開かれ、1回目の投票でどの候補者も過半数の票数を獲得できず、上位2人の野田氏と枝野氏による決選投票となりました。その結果、野田氏が232ポイント、枝野氏が180ポイントで、勝利した野田氏が新たな代表に選ばれました。
立憲民主党 野田佳彦新代表
「きょうからノーサイドです。挙党体制で政権を取りにいきましょう。ありがとうございました」
今回の代表選について、宮城県内選出の国会議員は。安住淳衆議院議員と鎌田さゆり衆議院議員は1回目の投票、決選投票ともに野田氏に投票しました。
安住淳 衆議院議員
「野田さんがこういう形で選ばれたから、自民党の総裁とうちの野田代表と県民の皆さんにもどちら総理がよろしいですかと、そういうふうに問える人材・リーダーを選ぶことができたと思っています」
鎌田衆議院議員は、野田氏の推薦人にも名を連ねていました。
鎌田さゆり 衆議院議員
「やっと安心して眠れます。圧倒的な存在感と野田さん独特の器の大きさ。これが存分に発揮されて日本が政権交代できる二大政党制に確実に前に進むこと、私は心から期待したい」
岡本章子衆議院議員と石垣のり子参議院議員は1回目の投票は推薦人に名を連ねた吉田氏に、決選投票は枝野氏に投票しました。
岡本章子 衆議院議員
「勝負は今の与党に対しての選択肢になるということですので、次の選挙に向けて一致結束できる。そういう結果だと思います」
石垣のり子 参議院議員
「どのように捉えたらよいのか、今私自身は困惑しておりますけど、ともあれ政権交代は必要だと思っておりますし、結党の精神を大事に、これからもより多くの皆さんにご支持いただけるように頑張っていきたい」
野田新代表の任期は10月1日から2027年9月末までです。
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