立憲民主党の代表選挙が9月23日に行われ、野田佳彦元首相が新しい代表に選ばれました。同じ旧民主党の流れをくむ国民民主党の玉木雄一郎代表は、衆院選での連携について新代表の方針を確認したいとの考えを示しました。

4人が立候補した立憲民主党の代表選。最初の投票は過半数を獲得する候補がおらず、野田元首相と枝野幸男前代表の上位2人による決選投票となりました。その決選投票は、野田元首相が過半数を獲得して代表に選ばれました。

(立憲民主党 野田佳彦 新代表)
「総選挙は間違いなく早い段階で行われるので戦いの準備を始める。挙党体制で政権を取りに行く」

野田新代表は民主党政権だった2011年に首相に就任、翌年の解散総選挙で民主党が大敗し、政権を失いました。野田新代表の選出を受け、衆議院香川2区選出で国民民主党の玉木雄一郎代表は23日午後、高松市で報道陣の取材に応じました。

(国民民主党 玉木雄一郎 代表)
「総選挙がそう遠くないうちにある。政治と金の問題は自民党に任せていても自浄作用は働かない。どう野党として向き合うかが重要なテーマ。新代表がどういう方針を出されるか確認したい」

また、9月27日は、9人が立候補している自民党総裁選の投開票が行われます。今後、早期の解散総選挙が取りざたされる中、与党と野党第1党の新リーダーが決まる今週は政局を見極める上で重要な1週間となります。

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。