自民党の総裁選挙は候補者らが討論会を行い、23日にロシア軍機が日本の領空侵犯を行ったことをめぐり、安全保障に関して訴えました。

茂木幹事長:
日本は領空・領海侵犯に対して厳しい措置を取る。具体的なメッセージをしっかり発していくことが必要だ。

石破元幹事長:
(法令違反の領空侵犯に)必要な措置ってなんですかということについて、きちんと(自衛隊法に)書かねばならない。

河野デジタル相:
領空侵犯になりそうなスクランブルをかけなければいけない回数が増えている。そのためにも強い防衛産業をつくっていく。

加藤元官房長官:
徹底的にロシアに対して追及するとともに、我が国の警戒監視をしっかりやっていただきたい。

小泉元環境相:
中国軍との連携や様々な意図、そういった分析はどういったものなのか。万全の対応をしてもらいたい。

林官房長官:
ロシア軍の行動の意図、目的。中露共同演習と関連している可能性も考えられる。

小林前経済安保相:
遺憾であるというコメントを繰り返すだけでは領土・領海・領空を守ることはできない。

高市経済安保相:
航空自衛隊には、今回初めてフレアによる警告を行って、しっかり対処していただいたと考えている。

上川外相はアメリカ訪問のため、討論を欠席しました。

自民党総裁選は、27日の投開票日まで3日となり、各候補とも得票の上積みを図っています。

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