自民党総裁選の投開票が9月27日に行われ、石破茂 元幹事長が新総裁に選出されました。衆議院・静岡1区選出の上川陽子 外相の得票は9人の立候補者のうち7番目でした。

上川氏は地元・静岡で圧勝

27日に行われた自民党の総裁選。自民党静岡県連でも午前9時から開票作業が行なわれました。

相坂摂治 幹事長:
我が静岡県からも上川外相が立候補されているということで、本県にとってもゆかりの深い総裁選挙になりました

その上川外相、27日は支援する議員が投票前の送り出しを行います。昼食に出されたのは勝利を祈願したカツカレーです。

上川外相:
8階の開票所ですが皆さんと一緒に行きたいと思います。完全なる勝利を目指して最後までよろしくお願いします

願掛けの効果もあったのか、地元・静岡では県内の党員・党友3万2000人あまりのうち7割が投票。そのうち上川外相が9601票と他の候補を突き放しトップとなりました。

ただ、全国では集計の結果、党員票では石破元幹事長と高市経済安保相が抜き出ます。

1回目トップは高市氏 上川氏は7位

そして、午後1時から始まったのは国会議員による投票です。

党員票と国会議員票をあわせた票数は736票。

投票の結果、トップは高市氏で181票、続いて石破氏が154票、3番手の小泉氏は136票に。

そして、上川外相は議員票が23票、党員票が17票の40票で全体の7位でした。

新総裁は石破元幹事長

そしてこの結果、石破氏と高市氏が決選投票に進みます。

2人から最後の訴えが…

石破茂 元幹事長:
ルールを守る自民党でなければなりません。ルールを守る自由民主党、そして国民を信じる自由民主党でなければなりません。日本国のために全身全霊を尽くしてまいります

高市早苗 経済安保相:
これからも皆さんと一緒に勝ち続ける、国でも地方でも選挙に勝ち続ける自民党を作りたい、そう思っております

迎えた決選投票。国会議員と各都道府県連に1票ずつ割り振られた415票で争われます。

開票の結果、石破氏が215票、高市氏が194票で、石破元幹事長が新総裁に選出されました

石破茂 新総裁:
この日本国をもう一度皆が笑顔で暮らせる、安全で安心な国にするために、石破茂、全身全霊を尽くしてまいります。どうぞよろしくお願い申し上げます。ありがとうございました

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