宜野湾市の佐喜真市長が27日玉城知事を訪ね、「普天間基地の危険性除去に向けて辺野古への移設」を進めるよう求めました。

玉城知事との面談で佐喜真市長は、9月の宜野湾市長選挙で自身が当選した事に触れ、普天間基地の移設問題の解決に向けて持論を展開しました。

佐喜真淳宜野湾市長:
「固定化を避ける唯一の案が辺野古なんだと、そして宜野湾市民も今回においてやはり原点に立ち返り、1日も早く(普天間基地を)返還してもらいたいというようなことから、(今回の)選挙の民意が示された」

玉城知事は、「固定化は絶対にあってはならないとの思いは一致している」としながらも、辺野古が唯一の解決策というのは1日も早い危険性の除去に繋がるのか疑問を呈しました。

玉城知事:
「12年以上かかると言われている辺野古だけではなく、もっと別の解決方法があるのであれば、それを真摯に我々は模索するべきだし、それがあるのであれば実現していくべきであるということをずっと求め続けている」

玉城知事と佐喜真市長との普天間基地の移設問題を巡る議論は、平行線に終わりました。

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