10月1日夜に発足する石破新内閣の今後の展望について、首相官邸前からフジテレビ政治部・門脇功樹記者が中継でお伝えします。
これまで高い発信で注目を集めてきた石破新首相ですが、経済、外交など、政権を安定させるため、足場固めを急いでいます。
まもなく発表される石破内閣の閣僚は女性閣僚が2人、初入閣は13人で、また、岩屋外相や赤沢経済再生相など、総裁選で石破新首相を支持した議員が多く名を連ねました。
27日に衆議院選挙の投開票を控えて、「選挙管理内閣」の色合いも濃い今回の内閣ですが、石破新首相としては、総選挙に向けて早期に経済対策の策定を指示する方向で調整しています。
また、近く日米首脳による電話会談を行い、1月の能登地震の被災地である石川県を訪問する方向で調整しており、矢継ぎ早に手を打ちたい考えです。
さらに来週には、首相就任後初めての外遊となるASEAN(東南アジア諸国連合)の首脳会合に出席するため、ラオスを訪問する見通しで、石破流の外交にも注目が集まります。
石破首相としては、衆院選に勝利することが政権安定の絶対条件となるため、それに向けた政策の策定を急ぐ方針です。
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