日本維新の会の馬場伸幸代表は1日の会見で、次期衆院選の野党間の連携について、「野党一本化するため、“立てない協力”は考える余地がある」と述べた。

馬場氏はこの会見の直前、テレビ番組で、派閥からの政治資金を収支報告書に記載しなかった自民党議員の選挙区について、「候補者調整の余地がある」との考えを示していた。

会見で真意を問われた馬場氏は、「(不記載議員の選挙区に)これから名乗りを上げてくる方がいないという確証はない。野党一本化をするための“立てない協力”ということは、考える余地がある」と説明した。

一方で馬場氏は、「野党一本化するためには、共産党を含めた構図にしなければならない。ルールの調整は、現実的にはやはり無理だろう」とも述べた。

馬場氏の発言に対し、立憲民主党の野田代表は、「だんだんこういう機運が出るのはありがたい」と述べ、引き続き協議する考えを示した。

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