サッカーブラウブリッツ秋田の本拠地となる新たなスタジアムの建設候補地が、秋田市の八橋運動公園内で改めて検討されていることを受け1日、秋田県の佐竹敬久知事は、外旭川地区まちづくり事業が白紙になる可能性を指摘した。

秋田市外旭川地区のまちづくり計画には、サッカーJ2ブラウブリッツ秋田の本拠地となる新スタジアムの整備が含まれている。一方で、市は建設候補地を八橋運動公園の第2球技場と健康広場に変更する考えを示している。

1日の県議会予算特別委員会の総括審査では、2020年に「不適」と判断された八橋で秋田市が再び検討していることなどへの質問が相次いだ。

佐竹知事は「外旭川地区にサッカー場をもってくると相当妥当性がでる。そういうことで外旭川地区にこだわって八橋を否定的に言ったのかなと、深読みすればそういうふうに思う」と秋田市の対応の変化について自身の思いを語った。

一方、まちづくり計画について佐竹知事は「最終的に白紙にしてどうするか。あるいは完全にやめるか、時間がかかると思う」と語った。

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