兵庫県知事の失職に伴って行われる知事選挙で、自民党県議団は、独自候補の擁立を断念しました。

自民党の兵庫県議団は、3日、臨時の総会を開き、知事選への独自候補の擁立を断念し、自主投票とすることを決めました。

最大会派として、百条委員会の設置や不信任決議案の提出などを主導してきた自民党。

総会では「候補を探し続けるべき」という意見も出ましたが、最終的には推薦できる候補者を見つけられないと結論付けました。

【自民県議団・北野幹事長】「候補者の適任者が見つけるに至らなかったことは残念ですし、責任を議員団として感じています」

知事選には斎藤元彦前知事(46)に加え、日本維新の会、清水貴之参議院議員(50)、無所属で共産党推薦の大澤芳清さん(61)、元経産省官僚の中村稔さん(62)が出馬を表明しているほか、前尼崎市長の稲村和美さん(51)が出馬する意向を固めています。

兵庫県知事選は、来月17日、投開票が行われます。

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