石破首相や立憲民主党の野田代表が能登の被災地を相次いで視察しました。この中で石破首相は奥能登豪雨を「激甚災害」への指定を速やかに行う方針を示しました。
就任後、初めて能登を訪れた石破総理。9月の大雨で住宅4棟が流されるなど甚大な被害のあった輪島市の久手川町の状況を確認し、市内の小学校に設けられた避難所を視察しました。
避難している人は:
「後からの水害がダブルパンチ。これがひどかったわ。頑張りたいと思っているのにこんな風になって本当に立ち上げれない」
石破首相:
「よし立ち上がろうという気になってもらうようにやりますのでぜひ言ってくださいなんでも」
このほか珠洲市では浸水被害があった仮設住宅で被災者からの要望を聞き取ったほか土石流の現場を視察しました。視察を終えた石破首相は今回の豪雨災害について復旧事業の国の補助率を引き上げる激甚災害への指定を速やかに行う考えを示しました。
石破首相:
「地震と豪雨の一体的な取り扱いというのも早急に対処できるようにしたいと思っております。政府として出来る限り最大限の支援をしてまいりたいと思っております」
また立憲民主党の野田佳彦代表も5日被災地入りし、豪雨で浸水した輪島市町野町のスーパーを視察した後住民と意見を交わしました。
住民:
「一番私たちは住むところが心配です。そこをなんとかしてもらいたい」
「一つ疑問に思うのは、マスコミでは予備費で何千億って出てますけど実際届いてるんですかね」
野田代表:
「執行ですよね。検証しなきゃですよね」
野田代表はその後床上浸水した宅田町の仮設住宅団地なども回り「事業や生活の再生を見通しを持って取り組んでいくためには補正予算を組むことが最低限必要」と述べました。
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