自民党の小野寺政調会長と立憲民主党の重徳政調会長が、6日朝のフジテレビ「日曜報道 THE PRIME」に出演し、石破首相の金利を巡る発言や経済政策などを巡って討論しました。

石破首相は2日、記者団に対し、「個人的には追加の利上げをするような環境にあるとは考えていない」と発言しました。

立憲民主党・重徳政調会長:
(石破首相は)金融所得課税強化とか、いろんなこと言っちゃったもんだから、株が下がった、あるいは乱高下した。こういう反省も踏まえてか分かりませんけど、ちょっと口先介入っぽいですよね。こんなことは口にするべきでは全くないと思います。

自民党・小野寺政調会長:
マーケットに大きく影響が出る可能性が高い。私も含めて、それなりの責任を背負ってきている立場としては、このことは気をつけなきゃいけないと思います。

小野寺氏は、「賃金が物価上昇を上回る状況になる後押しをしたい」として、大型の補正予算案を組む考えを示しました。

一方、重徳氏は、「政府と日銀が一体となって実質賃金を上げることを目標に掲げるべきだ」と述べ、7日に発表する選挙公約に、最低賃金1500円以上を盛り込む考えを示しました。

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