石破総理大臣は10日朝早くラオスに到着し、このあとASEANとの首脳会議に臨みます。
会議では日本が重視するASEANとの信頼関係をいっそう強化したい考えを示すとともに、自由で開かれた国際秩序の維持・強化に向けて、エネルギーや安全保障、デジタルなど幅広い分野での連携を呼びかけることにしています。
また、中国が海洋進出を強める東シナ海や南シナ海の情勢、それに核・ミサイル開発や拉致問題を含む北朝鮮への対応などをめぐっても意見を交わす見通しです。
さらに、10日はASEANと日中韓3か国の首脳会議にも出席するほか韓国のユン・ソンニョル大統領や中国の李強首相、インドのモディ首相らとも会談する予定です。
石破総理大臣は、衆議院を9日解散し事実上の選挙戦に入る中、首脳外交を就任直後から本格的にスタートさせることも重要だとして今回の訪問に踏み切りました。
一連の日程で地域の平和と安定に積極的に貢献する姿勢を示すとともに各国首脳との関係構築を図りたい考えです。
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