9日の衆議院解散を受けて9日夜から10日朝にかけて前職議員が続々と地元入りし、早くも本格的な選挙モードに突入しています。

石破総理就任からわずか8日後の9日衆議院が解散し、事実上の選挙戦がスタートしました。

解散を受けて9日夜のうちに広島に戻ってきた自民党・前職の寺田稔氏です。
寺田氏は超短期決戦の選挙に向け気を引き締めています。

【自民党・前職 寺田 稔氏】
「直ちに臨戦態勢を組んでいかないといけませんし、非常に自民党厳しい情勢でありますが、何とか戦い抜いて結果を出したい」

一方、同じく広島4区に立候補を予定している日本維新の会・前職の空本誠喜氏も10日朝早く広島に戻り臨戦態勢の構えです。

【維新・前職 空本誠喜氏】
「政治とカネの問題にしっかりとメスを入れるという戦いをしなきゃいけないと覚悟しました。与党過半数割れを目指して戦うべきだと思いますので、そういった意味では象徴的な選挙区になる」

一方、広島県警は10日朝、県警本部と26の警察署に「選挙違反取締本部」を設置しました。
取り締まりにはおよそ3400人を動員するということです。
県警によりますと、前回2021年の衆院選ではポスター掲示に関する違反など公職選挙法違反に対する警告が県内で37件ありました。

【県警刑事部捜査二課・佐々木俊之次席】
「厳正公平な選挙違反の取り締まりを進めてまいります」

衆議院議員選挙は今月15日公示、27日投開票の日程で行われます。

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