10月27日投開票の衆議院選挙を前に福岡県警は10日、選挙違反の取締本部を設置しました。

選挙違反の取り締まりを担当する県警本部の捜査第二課の入口では、10日午前10時すぎ、佐々木大輔刑事部長らが取締本部の看板を設置しました。

取締本部はこのほか県内のすべての警察署にも置かれ、7500人あまりの態勢で事前運動や買収などの選挙違反の取り締まりにあたります。

県警によりますと、前回の衆議院選挙では96件の警告が出されたほか、2人が運動員に報酬を渡す約束をしたなどとして検挙されました。

今回は9日までに、ポスターなどに関する文書掲示の違反などで5件の警告を行ったということです。

県警は「一丸となって厳正公平な取り締まりにあたる」としています。

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