岩手県の達増知事は10月10日に告示された参議院の補欠選挙での特定候補への支持について現時点で明らかにしませんました。

一方で「世の乱れを正す先頭に岩手県が立たされている」と自身の見解を示しています。

10月10日に告示された参議院補欠選挙は、元議員の広瀬めぐみ氏が公設秘書の給与を国からだまし取ったとして在宅起訴されたことを受け議員辞職したことに伴い行われます。

達増知事は今回の選挙について「日本全体の政治の乱れを正す先頭を切っていくことが期待される」と話しました。

達増知事
「不祥事で汚点がついた岩手の県政をきれいにして政治を立て直すことが目的。世の乱れを正す先頭に岩手県が立たされたような格好になっていると思う」

また、衆議院選挙の投開票も同じ日に設定され、県内では「ダブル選挙」となる中、県民に投票を呼びかけました。

達増知事
「選挙への参加は最も大切な政治活動でもある。若い世代の皆さんに思い切って投票してほしい」

達増知事は2022年の参院選で次点となった候補を全面的に支援しましたが、今回の補選では特定候補への支持などは現時点で明らかにしていません。

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