自民党は10日、派閥の政治資金パーティー裏金事件で政治資金収支報告書への不記載があった衆院比例代表前職の上杉謙太郎氏(比例東北)について、衆院選(15日公示、27日投開票)の比例単独候補として名簿に登載するのを見送る調整に入った。
上杉氏は2021年衆院選では小選挙区から出馬し、比例復活当選したが、衆院小選挙区定数の「10増10減」に伴う候補者調整で、比例単独候補となる方針が内定していた。裏金事件を巡っては党内で、処分とは別枠の幹事長注意を受けている。【遠藤修平】
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