衆院選で比例代表に単独立候補を予定していた自民党の前職・上杉謙太郎さんが立候補を辞退した。

自民党福島県連が10月11日、福島市で行った必勝祈願祭の後に、上杉さんは報道陣の取材に応じた。
自民党・前職の上杉謙太郎さんは「政治家として、地元の皆様をはじめとして、国民の皆様にしっかりとけじめを見せるということで、出馬を辞退するという決断をしました」と述べた。

裏金問題をめぐり、309万円の不記載があった上杉さんは処分の対象から外れたが、「幹事長注意」を受けた。自民党が9日公表した1次公認から漏れていて、10日小泉選対委員長に立候補の辞退を伝えたということだ。
上杉さんは「引退と言うことは全くありません。もういちどゼロから、この地元でやり直していきます」と話した。

新しい区割りに伴う候補者調整により、上杉さんは10月27日投開票の衆院選から比例代表単独の候補として3期目を目指していた。

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