自民党は11日午後、菅副総裁や森山幹事長、小泉選挙対策委員長が衆議院選挙の公認の取り扱いをめぐり協議しました。
このあと森山氏は記者団に対し、第2次公認候補を決定して擁立作業を終えたと発表し、344人の公認候補のうち、女性は56人で衆議院選挙として過去最高になったと説明しました。
一方、森山氏は、前回・3年前の選挙で比例代表で当選し、今回の選挙に比例代表単独で立候補を目指していた前の議員3人から辞退があったと発表しました。
公認を辞退したのは、いずれも政治資金収支報告書に不記載があり
▽半年間の「党の役職停止」の処分を受けた杉田水脈元総務政務官
▽「戒告」の処分を受けた尾身朝子元総務副大臣
▽処分は受けていないものの不記載があった上杉謙太郎元外務政務官です。
3人とも旧安倍派です。
森山氏は「不記載のことを深く反省して、再起を目指したいという意向だった」と述べました。
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