衆議院の解散総選挙の15日の公示が迫っています。石破氏の首相就任から8日後の解散は戦後最短。この急に決まったスケジュールに右往左往しているのが東温市です。東温市では市長選・市議選と重なり、11日も急ピッチで準備が進められています。

東温市役所で作られていたのは「職員向けの計画書」。27日の投開票の進め方が記されています。東温市では元々予定していた市長選と市議選に、衆議院選挙の日程が重なって「トリプル選挙」に。対応に追われています。

東温市選挙管理委員会・八木勇樹書記:
「東温市が始まって今年20周年になりますけど、この20年間でないと聞いています」

初めてのトリプル選挙。投票所の入り口に掲示する貼り紙も悩みの種。種類が多く貼り方を検討しています。また投票用紙を1枚ずつ正確に交付する機械も4台追加しました。

今回の選挙では、市長選・市議選に加え、衆院選の小選挙区と比例代表、最高裁判所裁判官の国民審査の合わせて5枚の投票用紙を使用。

この一方で設置する投票箱は、スペースなどの問題から各会場に3個と決定。一つの投票箱に2種類の投票用紙を入れるケースが生じ、開票作業もかなり複雑になりそうです。

さらに東温市は今回から区割りが変更され2区から3区に。市はHPやSNSで有権者にPRするほか、投票所にも案内を掲示する予定です。

八木勇樹書記:
「選挙の仕事は失敗が許されないミスがなくて当たり前の仕事。疲れたってことは考えないようにして、全力で取り組んでいきたい」

衆議院議員選挙は15日公示、東温市長選挙と市議会議員選挙は20日告示で、どちらも投開票は27日投票です。

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