北薩や川薩などご覧の地域からなる3区です。

14日は一騎打ちが予想される前職同士の2人による討論会が開かれ、15日からの選挙戦を前に早速、論戦が交わされました。

川内青年会議所が開いた鹿児島3区の立候補予定者討論会には、前回の小選挙区で勝利した立憲民主党、前職の野間健さんと、
比例九州選出で石破政権では農林水産大臣に就任した、小里泰弘さんの2人が参加。

「政治とカネ」や物価高対策など、設定されたテーマに沿って論戦が交わされました。

立憲・前 野間健氏
「(総額)315億円が各政党にお金を出す、出しているわけですよね。ものすごい金額ですよね。本当はこれで、全部政治活動やるべきなんですよ。それ超えたらもう違反だと、いうふうにすべきだと思います」

自民・前(比例九州)小里泰弘氏
「まずは、しっかりとルールを遵守をしていくということが大事であります。政治活動費も不透明ですので、この廃止も含めてですね、見直しを進めていくべきであると思っております」

川内原発を抱える鹿児島3区。
エネルギーや原子力政策の今後については…

自民・前(比例九州)小里泰弘氏
「ベースロード電源として原発を、その安全性の確保ということを大前提にして利用拡大を図っていく必要がある。最適なエネルギーミックスを目指したい」

立憲・前 野間健氏
「国民がそれ納得するのかということを考えると、私は一応60年と決めたものは、そこでいったん寿命としては終わりにして、その後新しいものを考えないと、これはどうかなと私は原子力については思っている」


討論会の模様は10月27日の投票日まで、川内青年会議所のホームページから視聴できるということです。

最後に、鹿児島県霧島市と大隅半島、種子島・屋久島からなる4区です。
自民党・前職で党の幹事長を務める森山裕さんに、社民党・新人の山内光典さんが挑む構図となりそうです。


以上、鹿児島県内では4つの選挙区にあわせて12人の出馬が予想される15日公示の衆院選。
投票日は10月27日です。

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