15日公示の衆院選です。長野4区で立候補を表明していた立憲民主党の党籍を持つ武居博昭さんが選挙区ではなく比例の単独候補として出馬することになりました。
ギリギリの調整で野党候補が一本化され4区は与野党一騎打ちとなる見込みです。
武居博明氏:
「今回の選挙にぜひ(立憲民主党に)票を入れたかった皆さんには心から本当におわびしたい」
4区への立候補を表明していた立憲民主党の党籍がある元塩尻市議の武居博明さん(66)。15日の公示を前に4区には立候補せず、比例の北陸信越ブロックに党公認で単独で立候補すると発表しました。
立憲や共産などの県組織は候補者の一本化にむけて調整を続けていて、先週は、共産が3区への擁立を取り下げていました。
4区は共産が「必勝区」と位置付けていることもあり、対立を避けたい立憲側は武居さんに比例への立候補を打診していました。
立憲民主党県連・杉尾秀哉代表:
「(武居さんは)無所属でも4区で立候補しようとおっしゃっていたので、苦渋の決断だったと思う。立憲野党が最大限の議席を獲得して、自民党の議席を減らして政権交代につなげていく」
これで県内では5区を除いて立憲と共産の間で候補が一本化されることになりました。
長野4区には、自民党・前職の後藤茂之さん。共産党・新人の武田良介さんが立候補を表明していて、与野党一騎打ちとなる公算が強まっています。
鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。