岩手県内では参議院補欠選挙の戦いがすでに繰り広がられている中、超短期決戦となる衆議院選挙が10月15日公示されます。

県内3つの小選挙区に立候補を予定している7人の顔ぶれと出馬を前に語った思いをお伝えします。

<盛岡市と矢巾町、紫波町の1区>
立候補を予定しているのは、自民党の新人・米内紘正氏(37)、立憲民主党の前の議員・階猛氏(58)、共産党の新人・吉田恭子氏(43)の3人です。

自民・新 米内紘正氏(37)
「地方に目を向けさせなければこのまま無くなってしまう。日本の多様性・独自性を生み出しているのは地方、岩手。この思いを持ってこの選挙戦を戦い抜く覚悟」

立憲・前 階猛氏(58)
「私なりに研さんを積んできたつもり。それを発揮して国民の期待に応え国民からの信頼を得られるような政権与党を形作る。そしてそのなかで存在感を発揮していきたい。

共産・新 吉田恭子氏(43)
「県民の怒りが広がっている。自民党の表紙だけ変えるのではなく、暮らし・命・平和を守る解散総選挙で、日本共産党の躍進を勝ち取ることが、政治を変えることになると訴えぬきたいと思う」

<県北部と沿岸部の本州で最も広い2区>
立候補を予定しているのは、自民党の前の議員・鈴木俊一氏(71)、立憲民主党の新人・中村起子氏(59)の2人です。

自民・前 鈴木俊一氏(71)
「故郷・岩手県のさらなる発展のため、国の基本的な政策を前に進めるため、ある意味リーダーシップを取るような形で国政に臨んでいきたい」

立憲・新 中村起子氏(59)
「政権交代というよりは政治改革やっていかないと、不公平感とか格差で国が壊れてしまうのではと思っている。自民一強の政治はどこかでくさびを打たないとダメではないかと思う」

<花巻市から南の市や町の3区>
立候補を予定しているのは、自民党の前の議員・藤原崇氏(41)、立憲民主党の前の議員・小沢一郎氏(82)の2人です。

自民・前 藤原崇氏(41)
「一貫して述べてきたことはとにかく岩手を良くしたいということ。この県南の地域は今非常に潜在力がある、私はそういう地域だと思っている。岩手の県南地域の未来をしっかりと作っていく」

立憲・前 小沢一郎氏(82)
「政治生活の最大の大仕事と3度目の政権交代を、自分自身の手で実現して次の世代にバトンタッチしていきたい」

このほか岩手県関係では、比例代表東北ブロックに自民党の新人・佐々木飛鳥氏(53)、立憲民主党の新人・伊藤勢至氏(77)、公明党の新人・小野寺泰明氏(38)の3人が立候補する予定です。

衆議院選挙は15日公示され、投開票は参院補選と同じ10月27日に行われます。

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