燃料デブリの試験的取り出しで不具合を起こしたカメラの交換作業が10月16日から始まる。
福島第一原子力発電所2号機で行われている燃料デブリの試験的取り出しは、ロボットが一度はデブリに触れたものの、カメラの映像が途切れ作業が中断されている。
カメラは強い放射線に晒されたことで、内部に電気がたまって不具合を起こしたとみられ、再起動したり強い電圧をかけたりしたものの復旧しなかった。
東京電力は、同じ種類の別のカメラに交換する準備が整ったことから、16日から交換作業に着手するということだ。
カメラの交換には2週間程度がかかる見通しで、16日は線量の測定や汚染状況の確認などを行い、今週の後半にカメラ本体を取り替える方針。
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