橋下徹さんが大阪市長だった際に、職員と1対1でやりとりしたメールの公開を求めたのに、廃棄されたとして、弁護士が市を訴えた裁判で、橋下さん本人への証人尋問が行われました。
原告の弁護士は2013年、橋下徹さんが市長だった2012年11月から1カ月の「市の職員と1対1でやり取りしたメール」を、大阪市に公開するよう求めたところ、「公文書に当たらない」と公開されませんでした。
原告は裁判を起こし、公開すべきという判決が確定しましたが、大阪市は「存在しない」と公開しませんでした。
原告は「存在しないのは大阪市が廃棄したから」などとして、市に損害賠償を求めて新たに裁判を起こしていました。
26日の証人尋問で、橋下さんは「1対1のメールはハラスメントの通報など、情報公開に適さないものもあり、削除したものもあった。業務に関わるものは情報公開の担当部署にメールで共有していた」と説明しました。
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