石破政権誕生直後の異例の短期決戦となった今回の衆議院選挙。投票所に入場するためのハガキがまだ届いていない有権者もいる中、16日から期日前投票が始まりました。

衆議院選挙の期日前投票は、宮崎県内80カ所で16日から順次、スタート。このうち、宮崎市役所の本庁舎横に設けられた投票所には、朝早くから有権者が訪れ、一票を投じていました。

(有権者)
「仕事の関係で、投票し忘れのないように、期日前を選んで毎回来ています。」
「年金をあげてもらいたい。」
「災害があったときに、いち早く復興してくれるような、素早く動いてくれる政党がいいかなと思っています。」

一方、投票所ではこんな声も…。

「ハガキは届きました?」

(有権者)
「まだ間に合わなかったです。」
「ハガキはきていなかったようです。」

宮崎市選挙管理委員会によりますと、衆議院解散から選挙の公示までの期間が短かったため、印刷などの準備が追いつかず、投票所への入場券付きのハガキの到着が一部で遅れているということです。

では、ハガキが届いていない場合はどうすればよいのでしょうか。「宣誓書」に名前や住所などを書き、マイナンバーカードなどの身分証明書を見せると…。

(森山裕香子記者)
「私は入場券が無かったのですが、このように投票用紙をもらうことができました。では、今から投票してきたいと思います。」

ハガキがなくても投票することができます。

期日前投票は、投票日前日の今月26日まで行われ、イオンモール宮崎などの商業施設や大学にも期間限定で投票所が開設されます。

県選挙管理委員会によりますと、前回3年前の衆議院選挙では、投票者全体の37%にあたる17万7000人余りが期日前投票をしたということです。

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