15日に公示された衆議院議員選挙の期日前投票が始まり、秋田市の投票所には朝から有権者が訪れ、一票を投じていた。
衆院選は15日に公示され、12日間の選挙戦がスタートした。16日から期日前投票が始まり、秋田市役所に設けられた投票所では、午前8時半になると、最も早く訪れた市内の50代の男性が、選挙管理委員会の職員とともに投票箱が空であることを確認すると、早速一票を投じていた。
秋田県選挙管理委員会によると、県内では期日前投票を利用する有権者が毎回増加していて、前回2021年の衆院選の利用率は、投票者全体の55.93%に上り、過去最も高くなった。
秋田市 自営業・40代男性:
「物価高で光熱費などが上がってきて経費がだいぶ圧迫しているので、そこの対策をなんとかお願いしたい」
秋田市 無職・80代女性:
「国民を裏切らない政治、そういうことを望みたい。国民の税金を上手に使って、住みやすい日本の国にしてほしい」
今回は、選挙日程が分かってから公示までの期間が2週間と短く、秋田市では約25万5000通ある投票所の入場券の配達が一部の地域で遅れていて、18日までに届く予定。
秋田市選挙管理委員会・阿部雅紀事務局長:
「半分以上の人が入場券を持って投票所に来ている。投票所に来て、宣誓書を書いてもらうことで投票できるので、ぜひ足を運んでほしい」
秋田県内の期日前投票所は、これまでで最も多い152カ所に設置されることになっている。
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