衆議院選挙が15日公示され、12日間の選挙戦がスタートした。宮崎県内3つの選挙区には合わせて9人が立候補。物価高を受けた経済対策や政治とカネの問題などを問う選挙となる。

宮崎1区に立候補したのは、届け出順に自民党・前職(九州比例)の武井俊輔候補、参政党・新人の滋井祐香候補、元参議院議員で日本維新の会・新人の外山斎候補、2期目を目指す立憲民主党・前職の渡辺創候補の4人。宮崎1区では、前職同士の与野党対決に、日本維新の会と参政党が挑む激しい戦いとなりそうだ。

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自民・前職(九州比例)武井俊輔候補:
石破総理は地方創生臨時交付金を倍にするとおっしゃいました。これは非常にチャンスですよ。地方の思い、気持ちを誰よりも分かる総理が来た。まさに連携して一緒に仕事をする。そういったチャンスが今来たと私は思っております。私はその先頭で働いてまいりたいと思っております。あの選挙で武井を選んじょってよかったわと必ず思っていただけるような仕事をこれからしてまいります。

参政・新人 滋井祐香候補:
私は子育てをしながらおかしいな、学校の教育の仕方が理不尽だなとか、全てを否定するわけではありません。ただ生活する中で、ちょっとずつおかしいなと思っている問題、皆さんもありませんか。この社会をよくしたいし、この日本をご先祖様から長く続くこの日本をもっといい形で残していきたい。そういった強い思いで立ち上がりました。

維新・新人 外山斎候補:
自民党の裏金の問題、さらに言えば統一教会との関係、こういった問題について、いっさい説明がなく、そして責任も取らないまま、多くの国民がどんどん政治から離れようとしている。私はこの宮崎においては、保守の受け皿がしっかりと必要だ。その保守の受け皿になる。そういう決意で12日間の選挙戦に挑んでまいります。

立憲・前職 渡辺創候補:
国会に緊張感を取り戻すんですよ。与野党伯仲でそんな馬鹿なことをしていたらいつでも政権は潰れるぞ、その緊張感を我々はまず与えなきゃいけない。物価が上がって賃金は実質上がらないから、国民の生活は苦しくなる一方じゃないですか。これは間違ってるんですよ。1人1人の人間が大事なんです。かじりついてでも小選挙区の議席を守ります。その力を与えていただくのは皆さんであります。

石破政権発足直後の衆議院選挙となった今回は、自民党派閥の裏金事件を受けた政治改革や、物価高を踏まえた経済政策、人口減少が進むなかでの地方創生などをテーマに論戦が交わされている。

宮崎県内の有権者数は、14日時点で87万9243人。投開票日は10月27日で、期日前投票は16日から26日まで県内各市町村で行われる。

(テレビ宮崎)

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