石破茂首相は17日、靖国神社(東京・九段)でこの日から始まった秋季例大祭にあわせて、「内閣総理大臣 石破茂」名で供え物の「真榊(まさかき)」を奉納した。参拝は見送る方針。岸田文雄前首相も在任中は参拝せず、春季と秋季の例大祭にあわせて真榊を奉納していた。
尾辻秀久参院議長や、福岡資麿厚生労働相も真榊を奉納した。衆院選の期間中のため、超党派の「みんなで靖国神社に参拝する国会議員の会」は団体参拝を見送ることを表明している。首相は総裁選期間中、首相に就任した場合の靖国神社の参拝について明言はせず、「本当に天皇さまが参拝してくださる、そういうことを実現することが我々の務めだ」などと語っていた。
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