仙台市の青葉区選挙管理委員会によりますと、19日午前10時ごろ、宮城総合支所の投票所で、投票中の有権者から、「投票所入場券を誤って小選挙区の投票箱に入れてしまい、比例代表と国民審査の投票ができない」との申し出がありました。
申し出を受けた担当職員が、比例代表と国民審査の投票用紙を渡しましたが、その約1時間後に行った定時の確認作業で、いずれの投票用紙も入場者数よりそれぞれ1枚多く交付されていることがわかり、ミスが発覚したということです。
また、誤って投票箱に入れてしまったとの申告があった入場券は、回収済みの入場券の中から見つかりました。
この有権者から二重投票された可能性のある投票用紙は、開票の際、他の投票用紙と判別できないため、有効票として取り扱う方針だということです。
青葉区選挙管理委員会では、申告をうのみにして、入場券が回収済みかの確認を怠ったことが二重交付の原因として、複数人による確認などを徹底し、再発防止に努めるとしています。
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