福島県浪江町では新たな街づくりに向けて、駅周辺を整備する工事が始まった。

福島テレビ・丹治響貴記者:「浪江駅を出てすぐのこのあたりには、一面に芝生が広がる広場や商業施設の建設が予定されています」

7年前、一部の避難指示が解除された浪江町で生活する住民は、2024年9月末時点で2250人と震災前の1割程に留まっている。
町は住民の帰還や移住者を増やし復興を加速させようと駅周辺を開発し、交流施設や商業施設などを整備する計画だ。

10月21日は浪江町の関係者などが工事の安全を祈願した。
浪江町の成井祥副町長は「より多くの方がですね。戻ってきたい、あるいは住んでみたいと思えるような町をですね、これから皆さんと共に作り上げていきたいと言う風に考えている所でございます」と話した。

JR浪江駅周辺の整備事業は、2027年3月の完成を目指している。

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