自民党の麻生太郎副総裁は26日、衆参議長とそれぞれ面会し、政府の有識者会議がまとめた皇族数の確保策を「妥当」とする党の考え方を伝えた。衆院の額賀福志郎議長は、5月の大型連休明けにも皇室典範改正に向けた各党協議を開始したい考えを示した。
自民は19日、政府の有識者会議が示した、①女性皇族が結婚後も皇族の身分を保持する、②旧宮家の男系男子が養子として皇族復帰する、の2案を「妥当」とする方針をまとめた。
公明党と野党各党はすでに考えをまとめており、額賀氏は記者団に「各党各会派で連休明けに全体の会議を開き、改めて意見交換をしたい」と述べた。(小手川太朗)
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