兵庫県の斎藤前知事のパワハラ疑惑などを調査する百条委員会で、前の総務部長が知事の意向を受けて元局長の処分を早めたと証言したことが分かりました。

斎藤前知事のパワハラ疑惑などを調査する百条委員会は、11月の知事選を考慮して、25日は非公開で行われました。

疑惑を告発した元局長には公益通報の調査結果が出る前に、停職3カ月の処分が下されました。

関係者によると、内部調査を主導した前の総務部長は百条委員会で、斎藤前知事に調査結果を待つよう進言したと証言したということです。

しかし、斎藤前知事に「風向きを変えたい」などと言われ、元局長の処分を早めるために協議を行ったということです。

斎藤前知事はこれまで、こうしたやり取りについて、記憶がないと話しています。

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