富山県知事選挙の投票は、27日午後8時までに締め切られました。

開票状況について、選挙管理委員会の発表はまだありませんが、NHKの事前の情勢取材や、27日に投票を済ませた有権者を対象に行った出口調査では、自民党、公明党、国民民主党、立憲民主党県連の推薦を受けた現職の新田氏が無所属で新人の百塚怜氏を大きく引き離してきわめて優勢です。

また、26日までに期日前投票をした人を対象に行った調査でも、新田氏が大きく上回っていて、今後、順調に得票を伸ばすと見込まれることから、新田氏の2回目の当選が確実になりました。

新田氏は富山市出身で66歳。
地元のガス会社で、社長を務めたほか、日本青年会議所の会頭などを歴任しました。

そして前回の県知事選挙で当時の現職を破って初当選しました。

今回の選挙戦で、新田氏は能登半島地震の復旧・復興に最優先で取り組むことや子育て支援を充実させていくことなどを訴えました。

そして、推薦を受けた自民党や公明党など各党の支持層のほか、支持政党を持たない無党派層からも一定の支持を集めました。

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