参院岩手選挙区補選で当選を決め、万歳する木戸口英司氏(右から2人目)=27日夜、盛岡市
広瀬めぐみ前参院議員(自民党離党)の辞職に伴う参院岩手選挙区補欠選挙は27日投開票され、立憲民主党元職の木戸口英司氏(61)が新人4人を破り、返り咲きを果たした。通算2度目の当選。広瀬氏が秘書給与詐取事件で辞職した経緯を踏まえ、自民は候補者擁立を見送り不戦敗だった。投票率は55・54%で、2022年参院選を0・16ポイント上回った。 木戸口氏は、自民の派閥裏金事件など政治とカネを巡る問題を厳しく批判し、政権交代による政治不信の払拭を訴えた。共産、社民両党の県組織からも支援を受け野党共闘をアピール。支持政党のない無党派層も含め、幅広く支持を集めた。
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