落選し、敗戦の弁を述べる須藤元気氏
28日午前0時20分、須藤さんは事務所で「残念ながら及びませんでした。酒井さん、おめでとうございます」と敗戦の弁を述べた。「完全無所属で戦って、政治そのものの形を変えたいという思いを持って、駆け巡りました。お金がなくても、組織がなくても、この国を良くしていこうという思いと仲間がいれば、勝てると戦ってきた。あと一歩及ばずでしたが、ベストを尽くし、納得しています」と語った上で、「私は格闘家でした。闘いというのは止めるなり、引退したら終わりです。やはり私は闘い続けます」と強調した。 15区で行われた今年4月の衆院補選でも次点だった須藤さんは、補選の投開票翌日からほぼ毎日街頭に立ち、「江東区生まれ、江東育ち」をアピールし、消費税減税を訴えてきた。 夕方以降はLEDライトつけた、たすきをまとい遊説。元格闘家だった知名度から、有権者から握手や一緒に記念撮影を求められる姿も目立った。「ドブ板選挙を極める。区民と一番向き合い、一番話をしている」と自負を持ってきた。(山口登史、井上真典) 鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。