衆議院選挙の投開票から一夜明けた10月28日朝、当選者らが街頭で決意を語りました。
■激戦制した当選者ら 朝から街頭へ
保守王国・岐阜の4区で与野党一騎打ちを制した立憲民主党・今井雅人さんは、28日朝、美濃加茂市の街頭で有権者への感謝を述べました。
この記事の画像(6枚)立憲・岐阜4区当選・今井雅人さん:
この選挙区で自民党が負けたかと、驚いていらっしゃる人も結構多いと思っているので、そういう人たちも意識が変わってくるんじゃないかなと思います。このムードをしぼませないようにするというのが私の責務ですので、全力でやりたいと思います。
4児の母で、愛知7区で初当選した国民民主党・日野紗里亜さんは名鉄日進駅に立ち、落選した自民党・鈴木淳司元総務大臣と握手を交わす場面もありました。
国民・愛知7区当選・日野紗里亜さん:
早く私を支援してくださった皆さまに感謝の気持ちを伝えに参りたいという思いでおります。子育て当事者として、介護福祉の現場を知るものとして、しっかりと国政に声を届けて、生きた支援・政策・法律を作ってまいりたいと思っております。
愛知12区で落選した自民党・青山周平さんは、裏金問題で比例の重複立候補ができず、議席を失いました。
自民・愛知12区落選・青山周平さん:
街頭一日やっていますと、数名の方は「裏金はダメだ」という厳しい声も多くいただきました。政治資金問題含め、自民党に対する厳しい判断が下されたということだと思います。
愛知1区で国政に返り咲いた日本保守党・河村たかしさんは、党の比例代表の得票率が2%を超え、国政政党の要件を満たす見込みだと話しました。
保守・愛知1区当選・河村たかしさん:
国政政党になれたのは大きいですよ、本当に。苦しかったのはね、知らんもん、まだ日本保守党を。市民の皆さんはちゃんと選んでくれるとは思いましたよ、長いことやってきて。
■立憲と国民が議席増…有権者の声は
東海3県の25の小選挙区では、自民が9議席と前回の選挙から10議席を減らし、立憲が11議席、国民が4議席と大幅に議席を増やしています。
選挙結果に、有権者からは様々な声が聞かれました。
80代:
妥当なところですよね。もっと自民党が負けるかと思ったけども、まあ善戦した方じゃないですか。
30代:
裏金問題のことがかなり影響した結果なのかなと。あんまり変わらないような気もしますけど。
20代:
国民民主に比例は投票したんですけど、だいぶ議席数が増えてうれしく思います。(自民党は)今までの与党という立場にすがり過ぎていたんじゃないかなと。
(東海テレビ)
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