北朝鮮は31日朝、ICBM級弾道ミサイルを発射しました。飛行時間は過去最長の86分間で高度も過去最高と推定され、政府は北朝鮮に厳重に抗議しています。

林官房長官
「(弾道ミサイルは)飛翔(ひしょう)時間が約86分でありまして、これまでで最長の飛翔時間であったこと。飛翔高度が最高高度7000キロを超えると推定され、これまでで最高の飛翔高度であった」

 林官房長官は、今回の弾道ミサイルは飛距離を抑えるため通常より高い角度で打ち上げる「ロフテッド軌道」で発射されたという見方を示しました。

 そのうえで、安保理決議違反であり、国民の安全に関わる重大な問題で「北朝鮮に厳重に抗議した」と強調しました。

 また、北朝鮮が今後も「核実験も含めさらなる挑発行為に出る可能性はある」と指摘し、アメリカなどと連携して情報収集や警戒監視に全力を挙げると述べました。

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