伊藤復興大臣は31日、福島県浪江町を訪れ、吉田栄光町長と面会しました。
この中で吉田町長は、町の面積のおよそ8割で帰還困難区域が残り、避難指示が出されたままだとして早期の解除に向けて除染を進めるとともに帰還のための生活環境の整備を進めるよう要望しました。
伊藤大臣は「石破総理大臣から、被災者の生活、なりわい、産業の再生に全力で取り組むよう指示があった。被災者の心に寄り添いながら復興と再生に全力を尽くしたい」と述べました。
これに続き伊藤大臣は、同じく帰還困難区域が残る大熊町を訪れ、吉田淳町長から早期の避難指示の解除を要望されました。
このあと伊藤大臣は記者団に対し「復興の歩みは着実に進んできた一方、いまだに多くの帰還困難区域を抱えていることも現実だ。被災地の実情をしっかり把握しながら福島の復興と再生に全力で取り組む」と述べました。
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