2025年2月に行われる鹿児島県の西之表市長選挙に、7人目の候補者が名乗りを上げました。
仮に7人が出馬すれば再選挙となった2017年を超え過去最多となります。
西之表市長選挙への出馬を表明したのは、元市役所職員の鮫島斉さんです。
鮫島さんは西之表市出身の47歳で、無所属で出馬する予定です。
馬毛島で進む、アメリカ軍の訓練移転や自衛隊施設の整備には容認の立場で、基地との「共存」の道を歩み、基地完成後の10年を見据えた行政運営を行うとしています。
元西之表市役所職員・鮫島斉氏
「何一つ市民の不安解消は図られていない。自ら市長となり市民に明確な方向性を示せる行政運営を行いたい」
これで西之表市長選挙に名乗りを上げたのは7人目で、このままいけば再選挙となった2017年の6人を上回る、過去最多の人数での選挙戦になります。
選挙戦では馬毛島計画に対する政治姿勢が争点のひとつになるとみられます。
現職で3期目を目指す八板さんは計画への賛否を明らかにしていません。
一方で西之表市議の杉さん、元市議の濱上さん、会社役員の池田さん、システムエンジニアの鎌田さん、そして、31日出馬表明した鮫島さんは賛成の立場です。
計画に唯一、反対の立場を示しているのが医師の三宅さんです。
西之表市長選挙は2025年2月2日投開票です。
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